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ゲームはお好き?

第27章 冬休み


「「メリーッ!クリスマースッ!!」」

と、言う事で今回はクリスマスイベントでございます

雅治の家のリビングでケーキを囲んでおります

てか、休みなのにどうしてこんなにも会えるのだろうか

幸「思い出作りだよ」

『...さいですか』

耳元で囁く精市が楽しそうに言う

甘い物がダメな私にとってはキツイ空間の1つである

右に精市、左に蓮二、後ろに...

『なんで後ろにいるの?』

仁「座る所がないからじゃ。それに逃げられんようにな」

『...さいですか』

お腹に腕を回されて雅治に体重を掛ける

水島「そこ!イチャイチャしない!」

仁「しとらん」

『してない』

ジャ「氷月の方は無自覚だからな」

丸「仁王...」

仁「なんじゃ妬いとるんか?」

切「仁王先輩、離れてくださいッス!」

真「きょ、距離がち、ちちち、近いぞ!」

柳生「かなり盛大に噛んでいますね」

皆の騒がしい声が遠くに聞こえる

暖房が効いている割には寒いのではないか?

水島「プレゼントッ!」

『...私に?』

水島「うんっ!」

小さな小包を渡された

『開けても?』

水島「勿論っ!」

中身には黄色のブレスレットが入っていた

水島「皆、お揃いでね」

そう言って1人ずつ手渡ししていく

水島「氷月は絶対に外さない事っ!お風呂以外で」

『校則が厳しかったらポケットに入れとくよ』

水島「ムッ、その時はしょうがないか」

夜遅くまで遊び皆はそれぞれ家に帰って行く、最後に

柳「氷月、これでいいのか?」

『うん、十分だよ』

蓮二からメモ用紙を内緒に貰う

柳「これで何をする気だ?」

『さあ。今は内緒だよ。予測でも立てておいた方が楽しいかもよ?』

柳「フッ、そうかもしれないな」

最後に蓮二を玄関で見送れば皆は帰っていった

片付けも終わったし、後はお風呂に入って...

『あれ?』

玄関で立っていると視界がぐらりと歪んだ

足に力が入らず、前にも後ろにも行けない

壁にもたれて滑り落ちる

仁「氷月、先に風呂に...!」

リビングから出てきた雅治が私を見つける

目の前でしゃがみ額に片手が

仁「お前さん、今日1日も...!」

『まあ、ね』
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