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ゲームはお好き?

第27章 冬休み


水島「氷月ー!」

丸「うわぁぁぁーー!!」

切「いやぁぁーー!」

真「......」

空を眺めていると3人がはしゃいでいる

『楽しそうだね』

幸「でも、保護者は精神統一でもしているのかな?」

ジャ「真田を保護者にするのか...」

柳生「まあ、見えなくもないでしょう」

仁「そうじゃのう」

冬休みに入ってすぐに

水島「遊園地に行こうっ!」

『...皆で行けばいいじゃん』

水島「ダーメッ!氷月も一緒に行くの!何処でも行くって言ったじゃん!」

『...本気だったのか』

電話越しの会話であった

すぐに皆の予定を聞き出した奈々は早い日にちに行こうと

冬休みに入って3日目で遊園地に遊びに来ているのだ

仁「調子はどうじゃ?」

『問題ないよ』

仁「そうか」

柳生「無理はなさらないでくださいね」

『うん、わかっているよ』

ジェットコースターに乗っている4人は2周目に入ったようだ

元々乗り物酔いをしやすいので遊園地は苦手である

ジェットコースターが見える休憩所で軽食を取っている

まあ、こっちは食べるものがないけどね

柳「氷月、何か口に含んでおけ。飲み物以外でな」

『...わかった』

メニューを覗いても食べられそうなのが見つからない

諦めてメニューを閉じると妖しく微笑む精市の顔が真っ先に見えた

幸「決めた?」

『......』

幸「フフフ」

くそ、楽しそうだな

最近、悪態をつくようになってきた、かもしれない?

結局皆はそれぞれメニューを選んで食べている

『雅治』

仁「なんじゃ?」

隣にも妖しく微笑むヤツがいた

そしてソイツは私の口元に

『肉、嫌い』

仁「それで?」

『...野菜をお願いします』

仁「しょうがないのう」

嫌いな肉を持ってきて他を頼ませる寸法に出たのだ

千切りキャベツを口に放り込む

シャキシャキとしていて美味しい

水島「ただいまーって!氷月まだベジタリアンだったの!?」

『煩い』

切「なんか機嫌悪いッスね...」

幸「どうだった?」

水島「楽しかったよ!」

丸「おう!」

真「...ウム」

水島「私、お弁当作ったのに」

柳「知ってるぞ」

まずい、今すぐ逃げたい
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