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第26章 学校祭


さてさて、2日目もとい最終日ですが

午後になって問題が発生しております、察してください

「白川、ご指名だぞ」

『指名システムをどうにかしてください』

「無理だね、まあ、頑張れよ」

『...わかりました』

このクラスの学級委員長の言葉で戦場に駆り出されるのであった

『いらっしゃいませ、ご注文はお決まりでしょうか?』

幸「じゃあ、コーヒー7つ」

柳生「ところてんを1つ」

真「洋館を1つ、頼もう」

『かしこまりました』

そして、裏へ行く

水島「相当きてるね...」

仁「生きとるかー?」

『...担当を変わってくれたらやる気を戻します』

休憩用の椅子にだらしなく座る

背もたれに全力でお世話になって

仁「ほれ、水でも飲みんしゃい」

『今日は素直に貰う、よ』

雅治の手から水の入った紙コップを受け取り

それを一気に流し込む

夜に雨が降ったため湿気が籠り

窓などを開けているが熱いのには変わりない

それに男子の服装がガッチガチのタキシードである

目の前の男は着崩しているが

正直、頭がクラクラする

だがこの時間を(残り20分だが)乗り越えれば1時間の休憩だ

なんとしても、と思った矢先に彼らの襲撃

間違えた、来店だ

体調は最悪、精神力はガリガリ削れるで降参したい気分だ

ちなみに、名前は裏でしか呼び合ってないために私は

「飛び入り参加の子」となっているそうだ

そして、白川氷月は2日間休みと言う設定になってしまった

仁「あれ、絶対に気づいているぜよ」

『寧ろ気づかない方がどうにかしているさ』

小窓から見える客の姿

精市が笑顔で対応してくるから「あ、バレてる」と

と言うか、指名の時点でバレているよね?絶対に

仁「まあ、後20分じゃ。頑張りんしゃい」

『...そうします』

椅子から立ち上がり奈々が走って来る

水島「?、氷月顔色悪いよ?」

『彼らの指名には逆らえませんよ』

水島「うん、頑張ってね」

『わかりました』

奈々から料理を受け取って表に出る

『お待たせいたしまた。コーヒー7つ、ところてん1つ、洋館1つです』

それらを彼らの前に並べると、精市だけがこっちを見ている

とりあえず、無視で
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