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ゲームはお好き?

第25章 日常生活


白川側

知っている人が1名、知らない人が2名

職員室で2学期の手続きが終わった時に教頭に呼び止められた

職員室の奥の部屋に通されて1人熱いお茶を啜っていた

扉がノックされ入ってくる男性が3人

1人は嫌でも覚えているが他の2人は知らない

私が座っている目の前に知っている人が座れば

他の2人はその人の後ろに立つ

『島崎、涼介、さん...』

島「覚えていたのか、記憶力がいいんだな」

大「じゃなきゃ、あんな封印を仕掛けられないでしょ!俺、大同卓な」

紫「紫電創大。まあよろしく」

『白川氷月です』

軽すぎる自己紹介をすれば学校長が入り、私の隣に腰掛けた

「この子に適正でもあるのですか?」

『適正?なんの事でしょうか?』

学校長が言った言葉に不信を覚え尋ねる

島「七不思議を8割型解決したのは彼女です。校長先生」

「それは私も気づきませんでした。夏休みに入る前に変わったのには気づいたんですが」

紫「今回は彼女の学校について話をしに来ました」

それ、普通家族と話すんじゃないかな

島崎さんは鞄からA4サイズの茶色い封筒を渡された

裏には「極秘」と書かれており

七不思議の話が出た時点でなんとなくわかってしまう

「極秘」の文字を見て顔を上げる

大「彼女には過去2回も七不思議と関わり、「逃走」あるいわ「解決」をしてきました」

島「今の俺達の状況では猫の手も借りたいくらいに人手が足りません。ですので白川さん」

『はい』

島「あなたにこちら関係に仕事に就いて欲しい」

『拒否権は?』

紫「ない。お前の持っている力が狙われている限り、その力をコントロールし裏の仕事が適任とされている」

『裏、と言うのは、「怪現象」とかで?』

島「そう言う事だ。これは国からも承諾が届いている」

『危険人物を国内にノウノウと放っておけないと?』

島「まあ、包み隠さず言うのならばそんな感じだ」

大「可愛そうだけど、これは俺達の上司と国が決めた事」

『それで、学校とは?』

島「お前の力については不明な点も多々ある。そしてその力について学ぶために専門の学校が秘密裏に設立されている」

『そこに入学を?』

島「そう言う事だ。もう一度言う、お前に拒否権はない」

拒否権はない

また幸せを奪われるのか
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