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ゲームはお好き?

第25章 日常生活


仁王側

隣で寝ておる氷月が瞼を閉じると

俺の中で抑えておった「欲」が湧き出てきた

気づいた時には氷月の上におり

体を嘗め回すような感じで見ておる自分が居った

そんな俺を拒む様子もない氷月に

俺の躰は熱くなる

俺はコイツに「飢えて」おる

たった1ヶ月、触れとらんだけで俺はコイツを欲している

氷月が欲しい、その全てが欲しい、身も心も全てが欲しい

俺はコイツに依存しているのが此処でわかった

そして、こいつを見ておると俺の思いは溢れかえる

俺の体重を掛けて氷月に覆いかぶさる

この前よりも膨らみがある胸からはしっかりと俺に伝わってくる

抱きしめるだけの行為だけで、今の俺は満たされん

俺の精神状態も異常じゃな

『雅治、早く寝たいです』

仁「そう慌てなさんな。夜はこれからじゃ」

耳元で低い声を出せば氷月の体が強張った

そして胸から伝わっている速さが増している気がする

肩から顔を上げて氷月を見る

澄んだ綺麗な瞳には、妖しく笑う俺の顔が見える

『雅治、あの...んっ!』

煩い口には蓋をせんとな

甘いキスを氷月に落としていく

じゃが氷月は拒まんかった

調子に乗った俺はそのまま堪能する

口を開かせ舌を入れる、氷月の舌と絡める

粘っこい水音が部屋を響きわたる

角度を何度も変えて深いキスをしてくと

次第に氷月の体から力が抜けて行く

『ん...はぁ...』

エロい

そして、色気がムンムンと漂ってくる

氷月の口から熱の籠った甘い息遣いが俺の満たしていく

氷月の口内に溜まった海を始末するために

俺は舌を離し奥の方をツンツンと突く

苦しい表情をする氷月が愛らしく可愛い

耐えて居た刺激に氷月の体は素直に反応し

喉をゴクリと鳴らす

そしてまた舌を絡めて行く

何度も同じ事を繰り返す

俺の脳が痺れてくる、ヤってはいけない、止めんといかん

自分にどれだせ静止を呼びかけてもヒートアップしていく一方じゃ

俺の片手は次第に下の方へ行き、氷月の服を捲り上げていく

『はぁ...はぁ...』

口を離して俺は上体を起き上がらせる

仁「!」

俺は腹部を見た瞬間に手が止まった
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