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第21章 夕方


仁王側

朝早くから会場に入り幸村・真田・柳の3人はオーダーを決めて居った

相変わらずの遅刻魔は今日も遅刻じゃ

ジャッカルが電話を掛けて居る

ブンちゃんは持ってきた菓子を食っておる

午前の部と午後の部と分かれて居り、俺達は午前の部じゃ

決められた時間までにオーダーを提出しないといけないが

そのためのメンバーも全員おらんといかんのじゃ

幸「赤也はまだなんだね」

柳「時間までに来る確率85%」

丸「ビミョー...」

水島「明日から誰か迎えに行ったら?」

ジャ「俺が行こう」

柳生「赤也君の遅刻癖にも困りましたね」

仁「あれでよく中学の部長が務まったもんじゃな」

真「ム、あれは...」

切「すんませんっ!!」

向こうから走ってきた赤也は

真「遅刻とは、たるんどるっ!!」

切「いてっ!!」

目の前で正座をさせられ鉄拳制裁を貰う

水島「はい、濡れタオル」

切「奈々先輩、あざっす!」

俺達は全員で提出し終え、試合時間まで柔軟体操と休憩をする

俺達は小さい円形テーブルに9人で座った

仁「......」

〈...信号機を見て、少しフラッシュバックがあって...〉

昨日、忍足から急に電話が掛かって来た

柳生に一言言って早めに抜け病院へ急いだ

病室には忍足が俺の席に座っており

1階のロビーで顔を悪くしておる氷月が立っておった

それから病室に連れて行ったのはいいが中々入ろうとせず

入ったら入ったらで考え込んでしまった

そこから自分は何も出来んからと言い俺を呼んだという

柳「仁王、氷月に何があった?」

参謀のセリフに全員が俺を見る

幸「仁王」

仁「わかったぜよ」

幸村に威圧されてしまったら無理にでも言わんといかんぜよ

仁「フラッシュバックがあったと言っておった」

真「ム、夕日に気を付ければいいんじゃなかったのか?」

参謀達は夕日を見てあの時の真っ赤な満月を思い出すかもしれないと

出来るだけ夕日を見させないように夕方になってから彼女の部屋を訪れ

ある程度沈んできたら帰ると言う事を今までしておった

仁「信号機じゃ」

切「信号機?」

水島「なんで信号機?」

ジャ「俺に聞くなよ」

奈々はジャッカルの顔を見て言った
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