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ゲームはお好き?

第16章 脱出?


関東大会の決勝の中、相手は氷帝じゃった

青学は氷帝とやりあったが力及ばずじゃ

青学もあの時の事を引きずっておるかもしれんと

俺達は勝手予想した

水島「皆、頑張ってね」

切「任せてくださいッスよ!」

丸「天才的妙技を見せてやるぜぃ!」

ジャ「程々にしとけよ」

柳生「勿論ですよ」

仁「わかっとる」

柳「此処で必ず優勝して見せよう」

真「ああ、今年こそ3連覇と」

幸「氷月のためにもね」

7月も終わりに近づき

氷月は今だに目を覚まさん

入院して2週間じゃ

特に問題もなければ回復に繋がる物もないとの事じゃ

部活のない日は1日中隣に座り

部活のある日は家でシャワーを浴びてから毎日見舞いに行く

夏休みに入った正樹も、時々じゃが来てくれるようじゃ

姉貴は海外出張で8月の盆に帰ってくるそうじゃ

父さんは帰りが早くなり、母さんは仕事を休んで居る

整列が終わり、俺と柳生がテニスコートへと入る

相手は

侑「よろしゅうな」

向「飛んでミソ?」

柳生「よろしくお願いします」

仁「プリ」

試合が始まれば氷月の事を忘れてしまう自分が居る

試合に集中して相手のボールを的確に打ち返す俺が居る

ポイントを取ったり取り返されたりが続いたが

「ゲームセット!ウォンバイ、仁王・柳生ペア!6-4」

なんとか勝利を納めてダブルス1のブンちゃんとジャッカルに交代じゃ

ベンチに戻ると安心したような笑顔で出迎える奈々からドリンクとタオルを貰う

幸「2人とも動きがよかったね。特に仁王、いつもと違ったよ」

仁「そうか」

氷月が入院してから俺の動きは悪かったようじゃ

自分で気づかんとは、情けないのう

柳生「行きましょうか、仁王君」

仁「そうじゃな」

ドリンクとタオルを奈々に返し、クールダウンのために柔軟体操や軽い走り込みをする

終わって帰る途中にお茶が飲みたくなりベンチについてから財布を持って自販機に1人で向かう

自販機で適当にお茶を選ぶ

?「あれ?仁王じゃないか?」

仁「ん?」

お茶を選んで取り出した後に振り返ると

不「やあ」

仁「不二か」

青学の不二が後ろに立って居った
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