第3章 片思いの時間
ガラガラ
~教室~
梓「か、業くん....さ、さっきはごめんなさい!!(ペコリ」
業「...。」
彼は私を見ようとせず、そっぽ向いたまま。
梓「そ、その...迷惑かけたみたいで...本当に...業「ぷっ」」
梓「へ?」
あまりに唐突な事に私はまぬけな声を出してしまう。
業「ほんっと梓って面白いよね、犬みたい...っぷぷっははは(爆笑」
生徒達(え.....。)
カエデ「え、ちょっ業くん?」
業「はははごめんごめん、梓ってば俺がちょっとすねたら泣いちゃうんだもん、笑いが止まらないよ(笑」
梓「っ...////さ、最低ーー!!業くんもうやだーーー!!」
業「でも、こんな俺でも好きなんでしょー?」
図星かもしれない。こんな話をしていてもドキドキする....
業(何その顔、反則だろ....///)
業「っま、梓は大事な親友だしねー?」
梓「誰がいつ親友になった!?」
これからまだまだ私の片思いは続きそうだー。