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マギ 〜夜宴〜

第2章 「貴女って人は」 ジャーファル裏


ジャ「何ですか?」

「あの…祭りが終わったら私の部屋……に来て?」

ジャ「? 良いですけど…」

「なら良かった!じゃ、じゃあねっ」


ジャーファルは不思議な顔をして、走り去っていくさくらを見ていた。



「うわぁぁー。絶対怪しまれたよぉー!」


残った嫌悪感に一人悩んでいた。 そのまま壁に寄りかかり、ズルズルと座り込む。

瞳に映る輝く星が、あまりにも綺麗で目が離せなかった。


「あとは、心の準備だけ…だなぁ」

● ●
あの作戦は、かなりの度胸が必要とされる
だろう。 まだ時間はあるのに 心臓がうるさい。


「はぁ〜。ま、折角だし楽しまなくちゃ!」


スッ と立ち上がり、屋台へと向かっていったのだった。
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