第12章 その男坂本辰馬
その後は、銀時達にボコボコにされた坂本はボロボロになりながら私達の占拠地へたどり着いた
着いてとりあえず、自己紹介となった
「わしゃ、坂本辰馬じゃき!坂本でも辰馬でも好きに呼んでくれ!」
坂本に続き、桂、銀時、高杉、平助も各々名前を言っていく
私の番だ
「苗字だ。」
「なんじゃ。お前はえらく愛想がないのぉ。下の名前はなんじゃき。」
「自分の名前はあまり好きじゃない。愛想無いのは元々だ。」
「お前男にしゃ背も低すぎじゃし、それによく見ると可愛い顔しちょるの!男には興味はないがお前を見てると変な気をおこしそうぜよ!アハハハ」
ジャキっ
私は刀を握り
「貴様、あまり侮辱するな。今すぐにでもその口切り落としてやるぞ。」
後ろでは、銀時達も刀を構え
坂本側にいる者達も今にも刀を抜きそうで緊張が走る
「おまんら、そう反応するな!ただの冗談じゃ!刀を下ろせ!気を悪くしたなら謝るすまんな!」
坂本は悪ぶった態度を見せず、笑いながら言う