第18章 再会
始まってすぐ、やはり部が悪い。
まず、数で大きく劣った。
その中でも銀時、高杉は物ともせず
目の前の敵を多く斬ってゆく
名前も負けじと己の力を最大に引き出しただただ目の前の敵を斬ってゆく
次々と倒れてゆく仲間
仲間の屍を越えてでも今は止まれない
その者たちの想いを背負い、剣をふる
いつもなら、桂は最後までなるべく戦には参加せず指揮を取るのだが今日は最初から参加をする
「名前!!右側には銀時がいる!!お前は左側に応戦しにいくんだ!!」
桂は対峙している大柄な男と刀を合わせギリギリと音を鳴らして、何とか食い止めている状態だった
「でも!!ヅラちゃんが!!!」
「俺の事は気にせずゆけ!!」
眉間にシワをよせ、緊迫した表情で声をあげる。
「はい!!」私は左側のほうへ応戦しに走り出した
それと同時に桂の死角から、敵軍の者が桂目掛け、剣を振りかざし現れる
咄嗟にマズイと判断したが、既に走り出した後、体を方向転換させるが
…間に合わない…!!!