第12章 その男坂本辰馬
先頭にいた高杉と桂は
「…あれが南海の援軍
桂浜の龍 坂本辰馬か」
「桂浜じゃない桂だ」
「誰もてめーの話はしてねぇ」
「なかなかのツラ構えだ」
「ツラじゃない桂だ」
「誰もてめーの話はしてねぇ」
「いきなり軍船に乗ってご登場とは
噂通りたいした後ろ盾をもってるらしい」
「気に入らねぇ」
高杉と桂が話してたかと思うと銀時も加わりなにやら高杉と銀時で言い合いになっている
「全くあの二人は…」
「仲がいいんだか悪いんだかだね」
二人の様子を後ろから見ていた名前と平助は呆れる