第10章 出陣
銀時は腫れた頬をさすりながら、もう片方の服の袖で名前の唇を擦る
「ぶっ!!痛い!!何!?」
「お前なぁ!!隙があり過ぎなんだよ!!高杉には気をつけろつったろ!!必要以上に2人になんなよ!!」
口を尖らせ拗ねた顔で銀時は言った
「う…うん」
涙目になりながら口を押さえていると
「なんだ?銀時!余裕ねえな!俺に取られんのがこぇーか?時間の問題だなこりゃ。」
高杉は挑発するように銀時に言う
「てめぇ!!!いちいち突っかかってくんな!!!」
「貴様らいい加減にせんか!!!話をきけぇぇぇ!!!」