第1章 始まり
なんだよ。名前かよ。寝れねぇのか?」
よっと名前が座っている縁側に銀時も隣へ腰掛ける。
「うん。ちょっとね。でも今日月が綺麗だから!それに、ずっと野宿しててお部屋で布団しいて寝るなんて久しぶすぎてすこし緊張する」
「はは。なんだそれ!」
「ねぇねぇ!銀時は今何歳なの?」
「俺は今10歳だ!おめーは?」
「私は今8つだよ!銀時のが少し上だね!じゃあ、銀時じゃなくて銀ちゃんって呼ぼうかな!」
「おう、なんでもいいぞ!」
「ねぇ!まだ寝なくても大丈夫?少しだけお話ししてもいい?」
「かまわねぇよ!」
「寺子屋に通ってる子達ってどんな感じ??女の子もいるの??」
名前が住んでいた村は小さかったため同年代の子供というのは数える位しか居なかった。
「どんな感じって言われてもなぁ。女子も少しだけどいるぞ!皆剣術は男しかやってねぇけど!あ!!大事な事言っておくけどな!高杉晋助って奴には気をつけろよ!」
「女の子もいるのか…!楽しみだなぁ私も剣術は習いたいなぁ!
高杉晋助?なんで?怖い人なの?」
「そうだ!あいつぁ怖い奴なんだ!俺がおめーのこと守ってやるからなんかあったら俺に言えよ!」
「銀ちゃん…ありがとう!!」
名前はとても嬉しそうにニッコリ笑って銀時にお礼をいう
「(か…可愛い)」
また銀ちゃん顔赤いよ?とおデコを触られる
「なんでもねーよ!そろそろ寝れるか?」
「うん!話し相手になってくれてありがとう!おやすみ」