第9章 不安の隙間 R15
「…こういう事になるから」
だんだん近づいてくる顔
「私…嫌じゃないの…こういう事…銀ちゃんとするの…さっきのも全然嫌じゃなかったの…私、銀ちゃんの事す…」
「待った!!!」
言おうとした事を止められる
「それは…戦争がおわってから…俺が言う…だから、今は何も言うな…
でも予約だけさせてくれ…」
そういうとまた近づいてくる銀ちゃんの顔
私は目を瞑る
またキスをする最初は優しく
段々と激しくなる
「ん…ふ………」
銀ちゃんは角度を変えて何度も何度も確かめるように口付ける
銀ちゃんは私の唇をペロっと舐め
口を開けるように促せる
私は口を少しだけ開けて答える
クチュ…クチュ
何も考えられない
ただ銀ちゃんに翻弄される
(気持ちいい…)
暫くキスは続いていく
すると顔の横にあった銀ちゃんの手は私の胸元に降りてきて服越しに胸を揉まれる
「!!!」
私はビックリして身を捩る
銀ちゃんは私の動きを止めるように片手で私の手を押さえつけ、キスはもっと激しくし、胸を触る手も止まらない
手つきがとても優しい
多少荒々しいが何よりも銀ちゃんの優しさが伝わってくる
まだ発育途中の私のそれは決して大きいとは言えないけど
形や柔らかさを確かめるように銀ちゃんの手は動く