第8章 攘夷戦争
「あの…私も参加したい!!!」
三人は此方へ振り向き目を見開く
「なに言ってんだてめぇは!!おめえは女だ!お前はこれから女として幸せにならなきゃならねえ!!連れて行けるか!!」
口を開き断固反対の銀時
「わたしだって!!皆んなよりは浅いけど、同じ位松陽先生は大事だし、護りたい!!大人しくしてろなんて無理だよ!!足手まといには絶対ならない!!それに…皆んなが居なきゃ私は幸せになんてなれない!!」
そう言っても引き下がらない銀時
「戦争に女が居るなんてなあ!!男の俺らよりも酷い事されるかもしれねえんだぞ!!みすみす連れて行けるか!!」
女だからと言う言葉にカチンときて
「これならいいでしょ!!」ザクっ
「!!!」
私は胸元から短刀を取り出し、腰まであった長い髪を束ねそのまま髪を切る
「こんな事中途半端で言ってる訳じゃない!!私だって本気!!
剣術だってその辺の人には負けない位心得てるし、ケガの治療だって少しは出来る!!絶対に足手まといにはならないから…だからお願い…私も先生を助けたいの…」
涙ながらに訴える
すると銀時はたじろぎ、でもまだ怒っていて「勝手にしろ!!」
と何処かへ行ってしまった