第3章 長い夜
翌朝
私は結局一睡も出来なかった
鏡を見ると目には酷いクマ
「うわ…酷すぎる」
歯ブラシに歯磨き粉をつけ歯を磨いていると
「よ…よう」
いつも遅い銀ちゃんが朝から起きてきた
それも私と同じようにクマまで作って
「おはよ…」
「「…」」
お互い一言も交わさず、ご飯の用意されている所まで行く
名前は先生の手伝いを
銀時はなぜか正座をしながらそれを見ていた
「「「いただきます」」」
「「…」」
いつもなら賑やかな朝も今日はとても静かだ
変に思った先生が口を開き
「銀時と名前は喧嘩でもしたんですか?お互いあまり喋っていないようですが…?」
「「いやいや!喧嘩なんてしてませんよ!」」
声が裏返りながらも必死に訴える2人
「そ…そうですか。それならいいのですが…」
2人のあまりの迫力にビックリして引きつる先生