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いちご牛乳

第17章 仕切り直し




銀時達が行ってからどれ位経っただろうか…辺りは既に真っ暗となっていた



「…おい、いつまでそこにいやがる…」



「決まってるでしょ。帰ってくるまで…どんなに遅くなったって私はここで二人を待ってるの」



名前は屋敷に着いてからもずっと門の前で座り込みただ二人を待っていた






「…そうか」
高杉はそれだけ言って門の前に立ち一緒に待つ





「ねぇ…前にさ、晋助が道場破りしてた時、銀ちゃんに初めて勝ってその後皆でおにぎり作って食べたって聞いて私がダダコネて私もやりたい!って言ってもう一回やってくれた事あったじゃない?覚えてる」




「…さあな…そんな事あったか…」



「グスッまた…またあんな風に皆で笑ったり出来るよね…先生助け出して…また昔見たいに笑いあって…あの頃より皆少し大人になっちゃったけど…あの頃と変わらない時間がまた来るよね…うぅ…」




「…ああ…」




名前は静かに泣いて高杉は一言しか答えられなかった
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