第14章 壊れる R15
「ん…んん……んあ…」
必死で高杉の胸元を押して抵抗するが、高杉の力は強くビクともしない
長い間食いつくようなキスに堪らず苦しくなって酸素を求め口を開けると、荒々しく舌を絡めてくる
「んっっんぅ…ふ…」
名前!と何度も名前を呼び激しく名前に口付ける
何度も暴れたり、抵抗の意を見せるが逆に激しくなる一方だった
すると、高杉は片手で名前の両手を頭の上へ押さえつけ、名前の足の間に膝をいれて身動きを取れなくする
高杉の空いた片方の手で勢いよく着物の合わせ目を開かれる
「!!!」
素肌が外気に晒されて少し、ブルっと震えると高杉は首元に移動して鎖骨辺りに噛み付く
「いっ!!!」
余りの痛さとようやく激しい口付けから解放されて声がでる
「晋助!!!やめて!!!痛いよ!!!私はここに居るから大丈夫だよ!!私を見て!!!」
一瞬ビクっと震えたと思ったらまた再開され、鎖骨らへんを大きく吸われる
チリっとした痛みがきて、また唇を奪われる
「んんん!!!」
(埒が明かない…ちょっと手荒だけど…)
手は塞がれていたので、空いた足で高杉の左腹部を蹴る
「ぐっ…」
効いてくれたのか、押さえつけていた手は離され、名前の顔の横に手をつき名前を見下ろしている