第14章 壊れる R15
「今日は各々発熱やらなんやらで寝付けないかもしれないから僕は皆を診てなくちゃ…でも、特に酷いのは晋助くんで、多分付きっ切りになると思うんだけど、名前ちゃんに頼めるかな…?他の皆は僕1人で大丈夫だと思うんだけど…」
「もちろん!!責任もって私が診ます!!」
「何ぃぃぃ!!!???おいいいい!!高杉と2人きりだと!?そんなの俺が許さねえ!!てめぇ!平助!!お前はあれか!?高杉派なのか!?俺が嫌いか!???」
「ご…ゴメン銀時くん…ちょっと、何言ってるかわかんない…」
「もう!!何もある訳ないでしょ!?相手は怪我人だよ!?変な事ばっか考えてないで、銀ちゃんと辰馬はピンピンしてんだから見張り番!!よろしくね!!」
治療部屋を追い出され銀時は肩を落とす
「ま、相手は怪我してんだし大丈夫…
いやいや待てよ!?あいつだし…結構昔遠慮しねぇーとか言ってたし…やっぱ、ダメだー「何がダメなんじゃ?ほれ、金時!サッサと屋根行くぞ!お前とわしゃ今日見張り番じゃと!」」
「いやぁぁぁ!!名前ちゃぁぁぁん!!!後、俺は銀時だぁぁぁ!!!」
辰馬に引きずられるように連れ出された銀時を憐れみの目で見てから名前は晋助の部屋へと急ぐ