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いちご牛乳

第12章 その男坂本辰馬



皆戻り辰馬は布団の上で頭に冷やしタオルをして寝ている




帰る途中、何があったか桂達に話すと
「致し方ない…正体をバラそう…これ以上は無理だ。坂本が目覚めたら全てを話そう。」と言った



パチ
辰馬は目を開けて静かに起き上がった




「てめー何をみやがった!!返答次第ではぶった切るぞ!」
銀時は辰馬に飛びかかり胸ぐらを掴んで怒鳴った




辰馬は反抗する訳でもなく静かに
「それはそれは、まっこと見事な乳房じゃった…形大きさ全く文句無しの素晴らしいものじゃった…真ん中には赤い…そう果実のような可愛らしいピンクの…ブベラ!!」



辰馬の事細かな説明に恥ずかしさと怒りで私は銀ちゃんより先に辰馬にグーパンチをお見舞いした




銀ちゃんは顔を真っ赤にしたままワナワナと震え
「俺だってなぁぁぁ!!!まだ(成長してからは)見た事無いんだぞぉぉぉ!!!なのにてめーは…!!てめーはぁぁぁ!!!うう…」


勢いよく言い出したと思ったらいきなり涙ぐむ銀時



「何泣いてんのよ…銀ちゃん…」



「“のよ”って…えぇぇぇ!!!女の子ぉぉぉぉ!!!!」

「!!!!」

名前の正体を知らない者は飛んで驚く




色んな所から、やはりな!可愛らしい顔は女故か!なぜ、戦場に女が!?など色んな声が飛び交う



ハラハラしながら見つめる平助の隣で高杉は刀を抜き皆の前に突き刺す



しーんと静まり返り
「てめーらゴチャゴチャうるせーんだよ。今から説明する大人しく聞け。」
全員を睨んだかと思うと一気にピンと張り詰める空気
流石は鬼兵隊の総督といったところか…
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