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黒子のバスケ 君のために

第1章 第1Q


「黒子!黒子いるー!?」

「駿河さーん!」

あっ呼ばれてるし

目の前にいるんだけどなぁ

リ「今日は休みみたいね。いーよじゃあ練習始めよ!」

これはやばい

ふっと横を向くと黒子も同じことを思ったらしく

「あの…スミマセン」
「監督さーん」

「黒子はボクです」
「駿河は私でーす」

リ「きゃぁぁあ!?」

監督さんが叫んだ

そこまでびっくりすることかな

毎日びっくりされてる黒子に同情するよ

リ「いつからいたの!?」

黒「最初からいました」

私の代わりに黒子が答えてくれた

まさか私まで気づかれてなかったなんて

「…え?じゃあつまりコイツが!?「キセキの世代」の!?」

「まさかレギュラーじゃ…」

「それはねーだろ。ねぇ黒子君」

黒子めっちゃ言われてる…

助けてあげるかな

「黒子は試合に出てましたよー」
「…?試合には出てましたけど…」

あっ同じこと言っちゃった
まぁいいか

「だよな―…うん?」

「えええええ!?」

みんなの顔が信じられねぇって顔してる…

面白い…

「プッ」

黒「結衣さん笑わないでください」

「だって…黒子、散々に言われてるし面白くて…」

リ「えっと…」

笑っていると監督さんに声をかけられた

リ「帝光女バスの駿河さんよね?」

「そうですけど…」

そういうと監督さんはキラキラしながら私を見た

リ「まさか7人目に会えると思ってなかったわ!!」

日「監督、7人目ってなんだよ」

メガネの先輩が監督さんに声をかけた

リ「貴方達も知ってるはずよ。「キセキの世代」の7人目!女バスにも関わらず天才5人より強いって言う7人目よ!」

「ええええ!!?マジかよ!」

そんなにびっくりすることだろうか…

リ「まさかマネージャー!?駿河さんがマネしてくれるならありがたいわ」

「えっと…あの」

違うんだけど言えない雰囲気に…

黒「結衣さんは選手として入部したいんです」

みんなびっくりした顔してるし
まぁ当たり前か

「ライセンスは持ってますし試合には出られます。ダメですか?」

リ「ダメじゃないわ!むしろありがたいわ!」

はぁ良かった…

リ「ちょっ…シャツ脱いで!結衣ちゃんは後で私についてきて!」

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