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第17章 運命の王子さま?


『転校してきて数日たった頃の話。
下校途中に、かつあげされそうに
なってた小学生を助けたんだけど。
その・・・私のとった行動が、征くんを
怒らせた。』

黄瀬「優希っち、いったいどんなふうに、
助けたんスか??」

『うん。相手は、男子高校生3人。
小学生を、背中にかばったまでは、
良かったんだけど。
今度は、私がターゲットにされ」

黄瀬「何もされてない!!?ケガない?
もしかして、強引に遊びに誘われたり?」

『う、うん!よく、わかったね。
腕つかまれて、離してくれないから。
投げ飛ばしちゃった。
だから、私は大丈夫だよ。』

黄瀬「それなら。良かった・・・ん?
良かったスけど。
投げ飛ばしたんスか!?」

『大丈夫!
ちゃんと、警告はしたよ?
投げ飛ばす前に。痛い目にあう、って。』

黄瀬「そ、そうっスか。
そこは、問題じゃないっスけどね。
優希っちに、何もなくて安心したっスよ。
優希っち、武術習ってた?」

『護身術は、バッチリだと思う!
おじいちゃんに、習ったから。』

黄瀬「そっか。ねぇ、優希っち。
赤司くんが何で怒ったか、わかってる?」

『私、わからない・・・。
征くんが、怒ってる理由が。
男の人が、女より力が強いってこと、私だって、わかってる。
それでも、困ってる人が近くにいたら!
自分が行って、解決出来る可能性があれば、助けに行くよね?
何が、いけないの?私、間違ってるかな?』


































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