第2章 新しい始まり
「あはは。やっぱり、モテる男は小さい頃から出来が違うんやね。」
「なぁ、赤司。優希ちゃんて、小さい時も可愛いかったんだろ?」
「あたりまえよ。優希ちゃんだって、モテるわよ、絶対。」
皆な、いっせいに征くんに注目する。
赤司「あぁ。そうだね。優希は、昔から可愛いいよ。小学生の時には、優希ファン倶楽部が出来ていたよ。怪しげなものまでね。
俺が、対処したから良かったが。
もしかして、気がついてなかったのかい?」
(「「ハイスペックすぎ!!どんな、小学生だよ!危機管理能力、高っ。」」)
『う!?え~っと。全然、知らなかった。です。なんか、視線は感じてた気はしないでもない。』
赤司「はぁ。まったく。優希、君は、無自覚すぎるよ。」
そういいながら、征くんは、私にデコピンをする。
パチンっ!!っと、音がした。
(「「なんか、すこい音が・・。」」)
(「「痛そぉ~。ご愁傷様~。」」)
『うぅ。痛いよ!征くん。何で?』
赤司「優希が、無防備なのが悪いんだ。」
『ゴメンな、さい?』
赤司「ん?何かいったかい?」(黒笑)
『いえ、ナンデモ、アリマセン。
ごめん、ね?もっと気をつけるから。』
(「「優希ちゃんて、天然なのかな?しかも、超鈍感?」」)
(「「赤司、お前も大変なんだな。同情するよ。」」)
そして、誰もが赤司くんは敵にまわしてはいけない人だと、感じていた。