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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった
第2章 夢で見た空
リヴァイは立ち上がり
ふと、一つの石碑を見つめた
エルヴィン同様に豪雨のせいで汚れていた
一つの石碑の前で足を止める
リヴァイは持っていたハンカチで
さっと汚れを払うと
刻まれた文字をゆっくりと
指でなぞる
・
「…」
リヴァイはぽつりと
そう名前をつぶやいたかと思うと
立ち上がり
その場を後にした
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