• テキストサイズ

【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第3章 壁の中の街


「……あ、れ?」


突然のの声に
リヴァイは顔をしかめる


「…お前よくこのムードの中
そんな間抜けな声が出せたな」


はポカーンとした顔で
リヴァイを見つめている


「私、リヴァイさんとキス…
したことある…」


「…覚えてるのか?」


はっきりとは思い出せない
けど…

今リヴァイさんとキスした時に
前にもしたような感覚になった

正確には
何かが頭の中に浮かんだ…?


「真っ暗な場所で…

リヴァイさんが檻の中?に
捕まってて…」


そう言うと
リヴァイはハッとした顔をした


「なぜかそこでキスしてた
…ような…?

今なんとなくそんな場面が
頭に浮かんで…

って、わっ…んん」


の言葉は
リヴァイの口で塞がれた

さっきよりも深いキス

手も腰も
強い力で抑えられ
どこにも逃げ場がない


「リヴァ…っさん!」



だめ、これ以上

立っていられない…



ガクッと足の力が抜けたところで
ようやく解放されたかと思うと

今度は優しく抱きしめられた




「」


「…はい…?」


「もう、離したくねぇ」


「…リヴァイさん…」


「絶対離さない
死んでも…離さねぇ」







ああ…


この人は…


ずっとを愛していたんだ



リヴァイさん


ありがとう




これは、私の気持ちなのだろうか。
それともの…?

「リヴァイさん…好き」

その言葉を発した瞬間、私は気付けば真っ暗な空間で1人佇んでいた。

何も見えない。

さっきまで目の前にいたリヴァイさんの姿も見当たらない。

「なに、ここ…リヴァイさん?どこ…」

恐る恐る手を伸ばしてみるもその腕は虚しく宙を舞う。

すると、遠くに薄っすらと明かりのようなものが見えた。

何が起きてるのか理解できないままだったが、今はとりあえず明かりを目指しゆっくりと歩く。

/ 82ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp