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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第2章 夢で見た空


今までの話を全て整理し終えたのか
しばらくしてからハンジが話し出した


「信じられないけど…ゆずきは別の世界から来た…と、そういうことだよね?」

「…そう思わなければ納得できないくらい
私が住んでいた所とは違いすぎます…」

「ふむ…ゆずきは死んでないよ
しっかり生きてる
それに私たちもこの世界で暮らしてるわけだし
ここは死後の世界でもなんでもない」


「…私…生きてるの…?」


「うん。さっきここは天国でも地獄でもないって

そう言ったよね?」


「はい」


「…もしかしたらこの世界は

地獄なのかもしれないけどね…」



「…え?」



「…まぁとにかく
ゆずきはこれからどうしたい?」


「え、と…まだ自分でも何をどうしていいのやら…」


「そうだよね。しばらくはここで生活するといいよ
リヴァイには私から説明しておこう」


「ここで生活を?」


「本当は調査兵団ではない君を置いておくことはできないんだけど
ゆずきだって他に行き場がないでしょ?
ここにしばらく住んで…
色々と知っていけばいいよ

なぜゆずきが突然現れたのか…私も興味あるしね


まぁ!変な奴ばかりだけどみーんないい奴らさ!」



ハンジさんはとてもいい人だ…
急に現れた私にこんなにも親切にしてくれて。
確かに、なぜこんなことになったのか私も知りたい。
しばらくは…ここでお世話になろう



そう考えていたその時…


「一番の変人のくせして何言ってやがる」

ドアの方から突然声がしたかと思うと
そこには昨日ハンジと一緒にいた男が立っていた

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