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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第2章 夢で見た空


「おい、ハンジ」

「ん?」


ゆずきの風呂上がりを待つハンジの元に
リヴァイが現れた


「あの女…なんなんだ
ただの娼婦だろ?」

「あの姿を見たら誰だってそう勘違いするよね
私もお店の子だとばっかり思ってさー
だってクエンがこの前行ったっていうえっちなお店ー」

「クエンの話はいい」

「ああ、ごめんごめん
いや私もまだ詳しい話は聞いてないんだ
なんたって…あんなことがあった後だし
まずはお風呂に入れてあげようと思ってさ」


「………」


「…ゆずきが気になる?」


「…………」


「リヴァイの考えてることはわかるよ
けど、あの子はもういない」

わかってる。とつぶやく


「一体何を考えているの?」


「…記憶がないってのが何か引っかかるな」


「うーんそれはそうだけど
ゆずきの話を聞いてみないとなんともいえないなあ」


「…こんな現状だ
疑いのある者は徹底的に調べるまでだ
隣にいた奴が実は巨人でした。なんて
今じゃよくある話だろ?」


「まったくだよ
…そろそろゆずきが上がってくる頃だろう
女同士の方が話しやすいこともあるだろうし
リヴァイは戻ってて」


「…女同士?」


「はいはい行った行った!」



リヴァイはフッと笑うと部屋へと戻っていった
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