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【進撃の巨人】私は蒼穹を舞う乙女だった

第2章 夢で見た空


まだ足がおぼつかない私に合わせ
ハンジはゆっくりと歩いてくれた


あたりを見渡しても見覚えのない景色が広がる


「あの…ハンジ…さん」


「ん?どうしたの?」


「ここは、どこですか?」


私のこの質問はそんなにおかしいことだったのだろうか

真顔で私をじっと見つめてくる


「もしかして頭でも打ったりした?
記憶喪失?」


気のせいだろうか
少しだけ目を輝かせながらそう聞いてきた



「そういうわけではないです…けど…
学校から帰ってる途中だったような気もするけど
気付いたら…あんなことになってて…」


「学校?学生なのかい?!
…気になってたんだけど、ゆずきのその服…
かなり個性的だよね
ごめんね…てっきり私は娼館の子だとばかり…」


「あの、さっきからしょうかんって…なんのことですか?」


「娼館って言ったらえっちなお店でしょ」


「…え?」


「いやだってさ、なかなかそんな短いスカート履いてる人いないよ?

クエンがこの前行ったっていう店の話聞いたらさ
もうすんごいの!

ああ!クエンっていうのはうちのメンバーの一人なんだけどね!

なんかパンツが見えそうなくらい短いスカート履いてたらしくてね!
んでよーく見たらパンツ履いてなかったとかで!
クエンってば我慢できなくてそっこう………


あ……ごめん…こんな話して…」


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