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知らない世界へ飛ばされたらゴンという少年に助けられた訳だが。

第2章 ゴンの仲間に会いに行こう!


『だから愛莉が元の世界に戻れるまで一緒に旅をしたいんだ!』

『なるほど』

スーツの男性が愛莉を見て、金髪の女性に耳打ちする。

『なぁクラピカ、どう思う?』

『変な殺気やオーラも感じない。
警戒しなくても大丈夫だろう』

『そうじゃなくてだな…あの服装だよ』

『ああ…あの軽装で森の中にいるなんて危険だ。
それにこの辺では見ない服装だな』

『いやいやだからそうじゃなくて!!』

『…?』

『なんか…………エロくね?』

スーツの男性がちらりと横目で愛莉を見る。
愛莉は元の世界で通っていた学校の制服、
一般に言うセーラー服を着ていた。

『この不埒者がッ!!』

金髪の女性がスーツの男性を殴る。

『あの…なんかもめてる…?』

『あはは…気にしないで』

『そーそー。あのおっさんがエロいのはいつものことだから』

銀髪の少年が呆れたように言う。

『俺、キルア』

『あ、改めまして自己紹介します、愛莉です』

『私はクラピカだ』

『俺はレオリオだ。こう見えても10代だからな』

『えっ!?』

愛莉が目を見開く。

『おっさんwwいきなり衝撃の事実を突きつけんなよww』

『いいか!?これは老けてるんじゃねぇ!
大人っぽいっつーんだよ!』

『いやいやwそれは間違いなく老けてるからww』

『(良かった、みんないい人そうで…)』

ホッと胸を撫で下ろした愛莉だった。


続く
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