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知らない世界へ飛ばされたらゴンという少年に助けられた訳だが。

第7章 レオリオに助けてもらおう!


しばらくしてクラピカが帰って来た。

『愛莉の様子はどうだ?』

『ああ、薬飲んで寝てるよ、心配ない。
ところで例のものは買ってきてくれたか?』

『ああ………全く無茶な買い物を頼むな』

『お前ならギリギリセーフだろ』

クラピカはレオリオに紙袋を手渡した。

『…ん…』

愛莉がうっすら目を開けた。

『愛莉―ーー!!』

ゴンがガバッと愛莉に抱き付く。

『オイオイ!病人に何してんだ馬鹿!!』

『あっ…ごめんなさい』

ゴンが愛莉からパッと離れる。

『あの…レオリオさんが運んでくれたんですよね…?
ありがとうございます…』

『ああ…マジびびったぜ…顔真っ青なんだもんよ…』

『ぶっちゃけ死ぬかと思いました…』

『俺もこんなに症状が重い奴、初めて見たぜ。
歩き回って貧血気味だったんだろうな。
しかも痛みの方はどうにもならねぇからな…』

『そうなんですよ…毎月苦労してて
………………ってあの、なんでわかるんですか!?』

『ああ、俺、これでも医者志望だかんな、
症状見ただけでピンときたぜ』

『…でも良かったです…
その………生理に理解のある人がいて』

『まぁ…言いにくいのはわかるけどな、
こいつらにも体調悪い事くらいは伝えろよ』
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