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知らない世界へ飛ばされたらゴンという少年に助けられた訳だが。

第7章 レオリオに助けてもらおう!


数分後、レオリオと合流した。

『大丈夫か!?って顔真っ青じゃねぇか!!』

到着するや否や驚くレオリオ。

『今すぐホテルに戻るぞ!』

レオリオは素早く愛莉を横抱きにし、ホテルへ急いだ。

ホテルへ着くと愛莉をベッドに寝かせ、
カバンから何やら薬を取り出した。

『さっきよか顔色はだいぶマシになってるな…』

『あの……ッ!!』

声を振り絞った途端、愛莉の下腹部に、
ズシリと何かが乗っかるような痛みに襲われた。
思わず下腹部を抑えてうずくまる愛莉。

『無理して喋るな。薬だけ飲んで寝ておけ』

『…』

愛莉はレオリオから薬を受け取り、
それを水で流し込んで横になった。

『愛莉、大丈夫なの…?レオリオ』

ゴンが心配そうに愛莉を見て尋ねる。

『ああ、薬飲んで寝ておけば痛みは引くだろう。
それにしてもなんでこんなになるまで放っておいたんだ?』

いつものふざけた雰囲気は一切ない
レオリオの表情に緊張が走った。

『ごめんなさい…
俺が愛莉を連れ回すのに夢中に
なってて気が付かなかったんだ』

『俺も、途中で様子おかしいのに気付いたんだけど、
元気そうだったからそのままにしてた…』

『まぁ…謝罪は愛莉が元気になってからしてやれ』

レオリオは部屋を出て、携帯をポケットから
取り出してクラピカに電話した。
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