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love songを奏でる日々【短編】

第8章 NOCTURNE 001



でも日に日に綻びていくのがわかって、
それに気がつかないフリをするのが限界になってしまった。


昨日の一言は、
自分で自分に致命傷を与えた。

自分で選んだ選択肢なのに
自分で無理になって壊した。



さっきから、
着信を知らせる携帯電話の音。

近所の子が練習をするピアノの音。

二つのメロディーが私を襲う。



最終通告をお知らせするために鳴り響く携帯電話。


ここに来ても、見て見ぬフリをする私。







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