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love songを奏でる日々【短編】

第8章 NOCTURNE 001



今日の夜はすごい静かで、
空気が重い。

雲行きもあやしく、
星も輝いていない。

雨が降る前のにおいがする。
そして、窓からは湿った空気が入り込んでくる。


そう感じるのは天気のせいなのか、
私の気持ちのせいなのか。



気づかないフリはもう限界。
だいぶ前から、気がついていた。

でも、彼が優しく笑うから
彼の優しいウソに付き合うことにした。




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