第22章 迫り来る危機
夜。
なぜか騒がしい。
胸騒ぎもする。
「…まさか。」
俺は、布団から起き上がり廊下へ出ると、島田さんが走りよってくる。
「山中君!君を部屋から出すなとの副長命令です!」
「…つーことは、鬼ってところか…。あいつらの狙いは俺と千鶴ちゃんだ。俺は大丈夫だからあの子のとこに…!」
「ここに居たか、潤。」
「っ、言ったそばからかよ…!」
「山中君、君は逃げなさい、ここは自分が。」
「っ、よせ!」
島田さんが刀に手を伸ばすより早く、風間さんの蹴りが島田さんの腹に。
「ぐわぁぁあ!」
「島田さん!」
吹っ飛んだ島田さんは頭やらを打ちつけ、そのまま滑り落ちる。
「や、めてくれ…これ以上…!う、ぐっ…。」
言葉が言えなかった。なんで、こんな時にあの頭痛が…!
痛みがまし、目の前がぐわんぐわんする。
目の前に風間さんが歩み寄ってくる。そして、
「…楽にしてやる。」
「なっ…!」
腕を引かれたかと思うと、鳩尾に拳を食らいそのまま俺の意識は途絶えた。