第1章 僕が君を思い出す事なんてあるわけないと思ってたんだ…
亮「いや、丸ちゃんの事はみてへん」
「いやいや、絶対みてるやろ亮のこと探しててんもん、亮ちゃんに突撃インタビューやぁー!言うて(笑)」
少し甲高い声といっつも人に気を配ってる
関ジャニ∞のギタリスト 30歳
安田章大
派手な私服に愛用のギターに譜面
優しい曲も力強い曲も作り出す指にはこれまた派手なネイル
亮「安はまた曲つくってるん??」
章「うん、なんか今な頭に浮かんできた曲を譜面にザックリ書いてただけ。亮、最近曲つくってないやろ?」
亮「うん・・・」
章「・・・そっか、仕方ないな。作詞作曲って作業は、自分の気持ちを消化させてしまうところがあるからな。」
亮「・・・。」
章「なかなか消化、できへん気持ちだってあるよな・・・。」
消化できへん気持ちか・・・
確かにな。
ホンマはとっくに消化させて、次に歩き出した方がいいんかもしれん。
きっと、それが楽だ。
そんな事はわかってる。
章「やっぱり・・・未だにそんな顔してるってことは、時々思い出したりするねんな…。」
それは違うな安・・・。
俺はアイツのこと思い出したりはしない。
忘れた事なんて無いから。
思い出す必要がないんだ・・・。
∞