第1章 僕が君を思い出す事なんてあるわけないと思ってたんだ…
春の風に吹かれて飛んできた桜の花の中で
髪を押さえながら
「亮ちゃん、はやく~」って呼んでる君の声
人込みの中もみくちゃにされながら
離さんようにしっかり手を握って観に行った花火大会…
嫌々仮装させられたハロウィン
ホワイトクリスマスになったあの日
カッコつけたくて事前に予約してたホテルでシャンパン開けたら
乾杯した瞬間「ごめん亮ちゃんめっちゃ嬉しいけど、ガマンの限界や…」って言って吹き出し笑いされてしまった
仕事が忙しくなるとイライラして
君に当たり散らかして泣かせてしまった日もあった
それでも、どんだけケンカしてもすぐ仲直りして
いつもどうり笑い合ってたやんけ・・・
あの日
なんの前触れもなく
きみは俺の前から居なくなった・・・
♡ストロベリー症候群♡
∞