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Ib×黒バス

第26章 鍵とパレットナイフ





「メアリー・・・

 なんで後ろにつくの・・・?」




今さっきのパレットナイフを見ていると、後ろにつかれるのは恐怖でしかなかった





メ「え? どうして

  後ろに つくのかって?

  いいじゃない 別に・・・

  特に 理由なんてないよ


  ・・・・

  イヴ わたしと

  友達になってくれる?

  わたしね・・・ずっと

  同じくらいの 女の子の友達が

  欲しかったの

  あと イヴのお母さんに

  会ってみたいな!

  わたし

  お父さんしか いないから・・・」





どうやらメアリーから逃げることは不可能のようだ。


休憩がてらにメアリーへと話しかけた。




メ「イヴは 雪って知ってる?」


「うん、知ってるよー」


メ「えー いいなぁ

  あれすごく 冷たいんでしょ?

  シロップかければ

  食べれるって 本に書いてあった!

  どんな味が するんだろ・・・」


「食べない方がいいよ・・・

 お腹壊しちゃうし」


メ「そうなんだ

  他にさ ケーキに クッキーに

  チョコレートに・・・

  えへへ 食べたいもの!

  色んなお菓子 早く 食べたいね!」


「うん、食べたいねー

 お腹すいてきちゃったし・・・」


メ「イヴ・・・このスカーフ どう思う?」


「似合うよ?」


メ「ホント? 良かったー

  わたし 赤好きなんだー

  イヴも やっぱり

  赤が 似合うね!」




イヴの目の色は赤司と同じ、赤色であった。


それを見ながらメアリーは言ったのだ。


赤司の目を見た時、同じなのがすごくうれしかった。


それは彼と一緒にいるとなお一層思えるようになったし、赤色がもっと好きになるきっかけにもつながっていた。










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