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Ib×黒バス

第19章 届いた声と続く道



メ「ねぇ イヴ・・・

  ちょっと 聞いていい?」



後ろを歩いていたメアリーがイヴを止めていた。


振り返ると、メアリーはその場に立ちこちらをじっと見つめていたのだった



メ「赤司って・・・イヴの お兄さん?」


「ううん、兄じゃないよ」


メ「ふーん・・・じゃあ

  お兄さんは 別にいたりする?」


「一人っ子だから、いないよ」


メ「へー・・・

  お母さん やさしい?」


「うん、やさしいよ」


メ「へぇ・・・いいなぁ

  早く両親に 会いたいよね?

  わたしも 早く

  ここから 出たいよ・・・

  ・・・がんばって 絶対

  一緒に出ようね? 約束だよ!」



そう言って歩きだしたメアリーの後をイヴは追いかけた。


次についた部屋は、絵なども展示されている部屋だった。


ドアを見る限り3個あることは発見できた。


一つ目のドアの近くには変な赤い物体がうようよと漂っていた。


そして部屋の中に入ると、机の上にあの白いマネキン。


イヴは息を飲み、それにゆっくりと近づいた。


動きはしないその物体に息を深く吐いていた。


中を散策してみると、ひとつの絵が展示されていることに気がついた。


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