第16章 赤色の目に離れ離れ
それを追いかけるように赤司も追いかけたのだが、あの外にあった額縁にイヴたちが止まっていた。
音とともに額縁に少しずつ画があらわになってきていたのだ
メ「なに・・・? この音・・・
近づいてくる・・・」
メアリーがそう言ったとともに、額縁から花が現れていた。
そして足元が揺れたと同時にイヴの後ろに荊が現れていた。
赤「!?」
メ「地面から なにか出てきた!」
そしてまた揺れが来るのに気がつき、赤司はこの画から離れるように声をかけたと同じぐらいにイヴはメアリーの方へと逃れ、立っていた場所には新たに荊が現れていたのだ。
赤「イヴ!
大丈夫か!?」
「あ、うん・・・
征君は?」
赤「俺は平気だ
そっちへ行きたいのだが・・・どうやらこれは石でできているらしい・・・」
「え!?」
触れてみて、気がついたのだがこの荊は石でできたものらしい。
丈夫そうなこの石に赤司は苦戦していた
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