第7章 うっかりさんとガレッド・デ・ロワ」※少しグロ注意
すると台所には少女の母親がなにかを探しているようだった
ピ「ママ どうしたの?」
マ「書斎のカギを 知らない?」
ピ「しょさいのカギ?
それならいつも そこのテーブルに・・・
・・・・・・あれ?
コインだ・・・・・
このコイン たしか・・・
パイの中に 入れたハズなのに・・・
もしかして・・・・・・」
マ「どこ行ったのかしら・・・お父さんに 怒られちゃうわ」
ピ「どうしよう・・・・・・」
そう少女はコインをパイの中に入れたのではなく、書斎のカギをパイの中に入れてしまったのだ。
そのカギは水色の髪の少女のお腹の中。
母親に心配はかけられないし・・・そう悩んでいた時だった。
手に持っていた皿からパイを切り分けるために使った包丁が床に落ちたのだ
ピ「わたしってば うっかりしてたわ」
それと同時に聞こえたのは、包丁でなにかを切りつける音。
ピ「カギ みつけたよ!
今ドア 開けるね!」
少女の体は真っ赤に染まっていた。