第7章 うっかりさんとガレッド・デ・ロワ」※少しグロ注意
『うごくえほん 作/絵 XXXX
“うっかりさんとガレッド・デ・ロワ”』
「絵本・・・?」
どうやらクレヨンで描かれた絵本のようだ。
もしかしたらなにかヒントになるかもしれない。
そう思ってページをめくったのだった。
最初の場面はピンク髪の少女に茶髪の子が二人、水色の髪の子だった。
どうやら水色の髪の子が誕生日らしい。
パーティーをしているようだ。
ピ「お誕生日 おめでとう!」
水「ありがとう!」
ピ「今日は あなたのために
ガレッド・デ・ロワを作ったの!」
水「なにそれ?」
ピ「このパイの中に コインが入っていて・・・・
食べたパイの中に コインがあったら・・・・
その人は幸せに なれるのよ!」
水「おもしろそう!」
ピ「でしょ?
じゃあ 切り分けるよー」
ピンク髪の少女は包丁を持ってきて、パイを4等分にわけたのだった
ピ「さぁ 好きなの選んで!」
全「いただきます!」
全員がそれぞれ好きなパイを選んで口の中へと入れてのだった。
全「もぐもぐ」
水「あっ・・・!」
ピ「どうしたの?」
水「なにか 固いもの・・・
飲み込んじゃった!」
ピ「あはは うっかりさーん!」
茶「きっと コインだ!」
水「どうしよう・・・」
ピ「コイン小さいから 大丈夫よ
じゃあ 片づけてくるね!」
そう言って少女は皿とともに持っていた包丁を台所へと持っていくためにその場から去っていたのだった