第6章 叫び声
ガシャーーーン
しんどりあの中でおそらく一番大きいと見える城の窓に、ジュダルさんは突っ込んだ。
危ねっ
ガラスの破片が飛んで来てるよっ
だが不思議とそれは当たらない。
ジュダルさんが護ってくれたからなのだろうか。
となると、
これは、彼なりの気づかいなのだろうか。
「(……トゥンク)」←
心の中で密かにトゥンクした(
「おいっ、シェリー大丈夫か?」
「貴方が安全運転をしてくれたらもう少し大丈夫だった気がします……」
くっそう、ジュダルさんめ。
「おろしてください。貴方に身を任せるとろくなことが起きない」
ふくれっ面で言うと、ジュダルさんはしぶしぶとした感じで離してくれた。
バタバタバタ
「……ジュダルさん…私、帰ってもいいですか…」
「なんでだよ」
「だって……この状況、どう見たって不法侵入じゃないですか!嫌ですよ私!捕まるなんて」
「ああ?いつものことだからいいんだよ。それに、捕まる前に帰るし」
「ふ、不安だぁ……」
というか、さっきから足音が近づいてきてるのだけれど……
「もし捕まったらジュダルさんのせいにしますからね!」
「おい!」
「何事だ!?」
「さっきこちらから大きな物音が聞こえましたが……」
「あ……!」
「ジュダル!!」
ざっと見ると人数は、8~9人くらいだった。
なんだか強そうなんですが……ってか
武器をこちらに向けてきてるんですけど!?
「そちらの娘も、もしや敵か…!?」
後ろのほうで、「あの子可愛いじゃない!」「美少女!」とかなんとか呟きが聞こえましたが無視無視。
うわっ、数人が私にも武器を構えてきた……やっべ…
こうなったら…!