第3章 動物園とお迎え
「少し開けてくれや太っちょ。」
「こんばんはハリー。ちゃんと来ましたよ。」
後ろが騒がしいですが気にしないようにしましょう。
「なにはともあれ・・・ハリーや。」
「「お誕生日おめでとう。」」
「えっ?」
「どうぞ。私からのプレゼントです。」
「あなたたちは誰?」
「俺はルビウス・ハグリッド」
「私はあなたと会ったことありますよ。フェニクス・ダンブルドアと申します。」
「フェニクスなの?」
「ええ。動物園で言ったでしょう?”あなたの誕生日に会いに行きます”って。」
「さあて、お茶にしようじゃないか。え?」
「紅茶よりちょいと強い液体でもかまわんぞ。まあ、あればの話だがな」
確かにそうですね。火もまともについていないのですから。
私が杖を一振りすればあら不思議暖炉には炎が赤々と燃え始めたではありませんか。