黒子のバスケ キスより素敵なことをしよう 【短編 裏】
第3章 高尾和成 緑間真太郎 【愛しい君に精一杯の愛を】
『うっう‥‥涙がぁ』
映画がみ終わった後、ずっと、泣いている汐梨ちゃん!ラブストーリーものの映画を見終わった後に号泣している、その目を見ると、キスしちゃいたくなる!だけど横に真ちゃんがいる以上そんなことは出来ない。
緑間「大丈夫なのだよ!」
少しだけオロオロしている相棒さんは新鮮。
それだけ汐梨が好きってことが分かる。
高尾「ホラ!手繋いでやるから行くぞ。」
オロオロしている真ちゃんをスルーして汐梨を連れて行く。
緑間「おい!ズルいのだよ!」
そう言って汐梨の手を繋ぐ、俺としては見過ごせない!
高尾「ちょっ!真ちゃん、手は繋いじゃダメだろ!」
緑間「うるさいのだよ!」
そう言って歩く俺たちはかなり目立っている。
『もう!喧嘩してないで歌いに行こう!』
頬を膨らませながら、言う汐梨の姿に顔を真っ赤になってしまう。一応頷きながら歩く。