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【ハイキュー!!】巡り会う2人 -西谷夕-

第1章 始まり


西谷side

俺は旭さんの事を遥音打ち明けた。

全部頷いて聞いてくれる遥音。
正直ここまで優しくされるのは初めてだった。

すると、遥音の目から涙が溢れた。
西「っ…!?大丈夫かっ?!」

遥音は蹲って、まだ泣いている。

そんな彼女を木の下へと連れていき、
泣き止むまで、背中をさすった。


どうしたんだよ。



何があったらそんなに泣ける。

遥音がだいぶ落ち着いた時、
俺は思い切って聞いてみた。

西「…何があった?」

それでも彼女はまた俯いて

『ま、また今度、言います…』


相当嫌な思い出があるみたいだ。
そして、彼女はまた目に涙を溜める。

そんな彼女の頭を撫で、

俺は笑顔で言った。


"いつでも待ってる"と。

二人の時間も束の間、翔陽が、来て
レシーブを教えて欲しい、とのこと。

先輩っ!なんて事言われたら断れなくなり、
俺は体育館へ戻る事にした。

遥音には、無理して部活は来なくてもいいと
言った。今日は休むみたいだ。

そんな彼女に軽く手を振り、
翔陽と体育館へ向かった。

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