第3章 エース
西谷side
試合が始まって、菅さんがいい感じで町内会の人と
速攻を決めている。
西「スガさんナイストス!!」
菅「おう!でも、俺自身のトスはまだまだだよ。」
そんな事ないです。そう言おうとしたが、
スガさんは続ける
菅「速攻もどんどん使って強気て攻撃組み立てて
いかないとまたエースに頼りっきりの試合に
なっちゃうからな。」
スガさんの言葉に俺は息を呑んだ。
西「スガさんカッチョ良くなったっすね!」
菅「そ、そお?西谷に言われると何か嬉しいな…」
スガさんとそう言ってると
東「…思うよ。」西「?」
東「何回ブロックにぶつかっても
もう1回打ちたいと思うよ。」
…安心した。
西「それが聞ければ十分です。」
俺は旭さんにそう言った。