第3章 壁外調査を実行するまでの道のり

ハンジ『大丈夫？なにもされなかった？』
恋失『はい！大丈夫です！ありがとうございますっ！』
ハンジ『そんないいってw 恋失のこと傷つけたらリヴァイに何て言われるか…』

なんで兵長なんだろう…

恋失『なんで兵長なんですか？』
ハンジ『へへっ♪ 秘密♪』

やっぱり教えてもらえなかった…
まぁ、うちが気にすることはないのかな？
きっとそうなんだろう

ハンジ『さて、帰ろうか』
恋失『はい！』

ふと帰り道に昨日言われたことを思い出した。

"私が君を気に入ったという理由じゃダメかい？"

"エルヴィンだけじゃねぇ、少なくとも俺とハンジもお前のことを気に入っている"

どうして出会った初日なのに…媚び売ったり話しかけることすらしていなかったのにどうして気に入られることができたんだろう…

そんな疑問が頭をよぎった