第3章 ✡〜ライバル多過ぎるかな?〜
キミと出会って数日間、毎日が煌めいてそわそわドキドキ胸が高鳴ってた。
何かイイコトありそうな予感を♬
期待に胸を弾ませて今日も一日を過ごした。
都合のいい展開はそう簡単に訪れることなく、
特に変わりない一日でした。
・・・というか、最悪な日かもしれない。
「駅まで着いて忘れ物に気づくなんて…むしろ最悪の日だ。」
と愚痴を漏らしてワタシはバタバタと教室に向かった。
部活終わりの帰り道、教室に家の鍵を忘れてきたことに気づき、
急いで教室に戻ってきた。
ガララッ
ワタシはそぉーっとドアを開ける。
誰もいない教室はあまりに静まり返っていて新鮮で全く違う景色に見えた。