第3章 ✡〜ライバル多過ぎるかな?〜
「ぅへッ⁉︎な、なに言って…」
「はは、結構ガチなジョークかな。」
トクンッ
心臓の音鳴り響いた。思考回路は停止寸前。
ワタシは頬を赤らめて俯いた。
好きじゃないなら、否定しなきゃダメなのに…。
首を横に振れない。
"ワタシ、本当はキミを見つめてたの!"
なんて言えるわけないでしょ?変な誤解されて嫌われたくはない。
両思いとか…叶わなくても仕方ないって自分に言い聞かせたけど、
キミへの想いは溢れ出すばかり。
ねぇ、神様教えてよ。
胸が熱くなるこの感情こそが、好きって想いなのかな⁉︎